心の叫び、心のリハビリ

しがない底辺にいる独りのサラリーマンが世の中に送るメッセージ

睡眠不足は乗務禁止!?

こんばんは。7月7日の長崎県庁で行われる決起集会に応募してみたVファーレン長崎男子のDAIKAMです。

抽選だから当たらないだろうな……

当たれば有給使って行きます。

さて、今回はトラック乗務員について。
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国土交通省が6月1日より、トラックやバスのドライバーの乗務前点呼に「睡眠不足」のチェックを義務化するよう追加しました。

簡単に言えば、睡眠不足のドライバーは車に乗せるな。という事です。

休むことの重要性を理解してもらうためという働き方改革を進める一環としての導入らしいですが、これは意味はあるのですか?

そもそも、睡眠不足と乗務員が申し出た時、欠勤扱いか、ペナルティか、仮眠を取らせて勤番を変更するのか、事業者は頭を痛めそうです。

睡眠不足にも色々あり、
夜中遊びすぎて自己管理に欠ける睡眠不足。
赤ちゃんがいる従業員が赤ちゃんの夜泣きで睡眠不足。
人手不足の為に仕事を休めない為に起きる睡眠不足。
この他にも様々な要因がある。

それらを一概に睡眠不足で乗務禁止としてまとめてもいいものだろうか。

そもそもなぜ運送業界は人手不足になるのかを国は考え、対処するのが先ではないか。

運送業界が人手不足になる理由は基本的要素に3Kがあげられます。
K→キツい
K→危険
K→給料が安い

トラック運転手なら毎日重い荷物を持ってキツい。
バスの運転手なら、沢山の人の命を預かっているから精神的にキツい。

常に事故の危険と隣り合わせで、事故でもしたら自分の免許証が汚れる。
リスクが大きすぎます。

どれだけ頑張っても給料は安い……
体が資本の仕事だから、長く続けにくい。

進んで業界に入る人はどれだけいるでしょうか。

しかも平成元年生まれから普通の免許ではトラックの総重量によって乗れないよう国が定めたじゃないですか。
乗るためにはわざわざ中型以上を取りなおさなければならない現状がある以上、若者はトラック運転手に惹かれますか?

上からこれをやれと言うだけなら簡単なんですよ。
現場の事を知らなさすぎる。

しかし、物流や交通手段でのバスというのは絶対に無くならないわけだから、運送業は絶対に無くならないのも事実。
しかし、荷物が欲しいために他社と価格競争をして、安くして荷物を獲得すればするほど利益が下がり、人件費も下げざるをえなくなる悪循環。

まずは、運送費を一律に決めれないものかね。
もちろん食品はいくら、家具はいくら、って分野毎に異なるように。

価格を国が一律にしたら後は品質管理力がある会社が生き残る。それでいいと思う。

そして生き残った会社のトラックのドライバーや運送業者は公務員にするべきではないだろうか。
それくらいのリターンがなければいつまで経ってもトラック業界は人手不足です。

という夢物語を思い浮かべているわけですが……

とにかく、睡眠不足=仕事させないと国が決めるのであれば、トラックやバスの運転手をどうやって確保するか国が考えなければならないのではないだろうか。

正直、民間の運送業者がやれる事は思い付きません。
給料上げれば人は来るでしょうけど、会社の体力がもたないかもしれない。

ただ単にあれやれこれやれ。やらないと罰則とか国のトップや企業のトップが決めても押さえつけにしかならない。

睡眠不足から起こる事故の抑制になるかもしれませんが、もっと考えて下さい。

それでは。

ちなみに、

諫早市民の皆さん、合鍵のご用命は諫早市永昌東町8の吉岡金物店様でよろしくお願いします。

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